昭和池田記念財団
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第42回昭和池田賞応募要項

「昭和池田賞」募集の趣旨

公益財団法人昭和池田記念財団は、SMK株式会社の創業者池田平四郎と、始寿子夫人(いずれも故人)によって、青年の育英と社会福祉のために、私財を投じて1976年に設立された財団です。学生論文・昭和池田賞は、当財団の設立5周年を機に、学生の育英の一環として制定されました。学生の皆さんがそれぞれの分野で、学問を究め、より広い視野に立ち、磨かれた英知をもって、明日の日本、明日の世界に貢献される願いがこめられています。「昭和池田賞」が、賞とともに入選者に奨学金を付与しているのは、そういう趣旨によるものです。一人でも多くの学生の皆さんが応募されることを期待しております。
 
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課題

 ロシアによるウクライナ侵攻、安倍元総理の暗殺、さらに中国による台湾周辺での軍事演習が強行されるなど、安全保障や日本国憲法への社会の関心が高まっています。また経済面でも、ウクライナ侵攻を受けて欧州諸国がエネルギー輸入の危機に直面したほか、小麦や天然ガスを始めとする一次産品の価格高騰が生じるなど、日本を含む世界経済全体が影響を受けており、グローバル社会の抱える課題が明るみになりました。
 これに限らず、国際的にも日本国内においても従来の安定や安心をゆるがすような事象が生じています。こうした困難な時局に、私たちは社会やその未来をどう捉え、見据え、対応していくとよいのでしょうか。
 昭和池田記念財団では、学生の皆さんの柔軟な発想による考えを募ります。自分の目で確かめ、自分の足で情報を収集し、自分の考えを示す、力強い論文、特に、実体験や独自の調査・実験に基づいて、自分自身の考えを発展させた、オリジナルで力強い論文を歓迎します。

 下記のテーマ群のなかから掘り下げたい主題を一つ選び、副題をつけて提出してください。

1.ポストコロナ社会を考える
2.日本の伝統文化を考える
3.日本の針路、この考えはどうだ!
 3.1 日本国の安全保障と憲法
 3.2 グローバル社会の展望と日本の立ち位置
 3.3 科学技術立国としての日本を考える
 3.4 自然環境と人間の共生を考える
 3.5 日本の社会的課題と克服
 3.6 その他
 

作品の形式 1.論文
2.  映像
DVDディスク、またはUSBメモリーによるもの。
テーマは共通、いずれも表紙と梗概(800字以内)を添付すること。
昭和池田賞  1名
 賞金50万円と当財団規定の奨学金(給付型)。
優秀賞    若干名
 賞金20万円と当財団規定の奨学金(給付型)。
努力賞
 適格の応募者全員に記念品を贈呈します。
応募資格 短大、大学、大学院に在籍する学生。
論文 A4判の用紙で、本文6,000字以上、12,000字以内(必要に応じ付表・図を付す)。表紙、目次を添付。黒インキ、黒のボールペンを使用してください。引用文献・参考資料一覧表の添付は必須事項ですが、上記の制限枚数に含みません。
パソコンのワード等の場合は、A4判の用紙で上記の文章量を換算してください。
論文は日本語に限りますが、原文が英語・中国語の場合は日本文にそれを添付して補うことは可。
映像

DVDディスク、USBメモリー、共に、10分以上20分以内とします。
作品の形式 映像データはWindows Media Playerで再生可能なファイル形式

梗概

論文、映像のいずれの作品でも、800字以内の梗概をつけること。

表紙

表紙には、下記事項を必ず記載してください。
*課題と副題
*氏名(ふりがな)、生年月日、性別
*学校名、学部、学年、学校所在地
*自宅住所、電話番号、Eメール・アドレス
*帰省先住所、電話番号

注意事項

1)表紙に所要事項が欠落していると失格になります。
2)匿名は受付けません。
3)応募作品は未発表作品に限ります。他のコンテストに応募中の場合は注記してください。なお、自身の研究(レポート、卒業論文、修士論文など)を元にする場合、本論文応募のためのオリジナルな論述が、最低でも半分以上となるようにしてください。
4)応募作品の公表や二次的使用の権利は、弊財団に帰属します。
5)応募作品は返却いたしません。審査内容のお問い合わせには応じかねます。
6)引用資料・参考文献等は注釈をつけ、一覧表にまとめ出所を明らかにしてください。
7)個人情報保護の関係上、記入された内容は本目的以外に用いることはありません。

応募方法

応募規定に従い、2022年10月(募集受付開始)より2023年2月28日(締め切り)までに、作品を下記へ郵送してください。(締め切り当日消印有効)
● 提出先
 〒142-0041 東京都品川区戸越5-17-14
 公益財団法人 昭和池田記念財団 「昭和池田賞」係
● 応募に関する問い合わせ先
 電話 03-3785-1149  FAX 03-3785-1273

日程

● 募集開始  2022年10月 
● 締め切り  2023年2月28日 
● 入賞発表  2023年6月下旬 
● 贈賞式   2023年7月 
* 入賞者には直接通知します。
(月刊「公募ガイド」、当ホームページにも掲載予定) http://www.smk.co.jp/company/ikeda/ 

審査委員

加藤諦三  早稲田大学名誉教授
木村忠正    立教大学教授
河野洋平  元衆議院議長
佐々木正峰 独立行政法人国立科学博物館顧問
中村利雄  (公財)全国中小企業振興機関協会会長
石川薫   元カナダ大使
池田彰孝  (公財)昭和池田記念財団理事長
(敬称略)