長期ビジョンおよび中期経営計画「SMK Next100」
SMKは2025年4月に創立100周年を迎えます。次の100年の飛躍に向けて、2035年の長期ビジョンを明確化し、その達成へのマイルストーンとして2024年度から2026年度の3年間を対象期間とする中期経営計画を策定しました。
長期ビジョン(2035年のありたき姿)
長期ビジョン
あらゆるニーズを実現する“ものづくり力”で、次の100年に貢献する
~エレクトロニクスを活用するお客様の課題を解決する製品やサービスを提供し、
豊かな社会の創造に貢献いたします~
SMKは1925年の創業以来、「良い部品は良いセットを作る」という信念のもと、電機メーカーをはじめとする多くのお客様に対して、電子部品を提供してきました。 テクノロジーの進展により技術はますます高度化し、エレクトロニクスの活用のすそ野も大きく広がりを見せています。当社は、これまで培ってきた“ものづくり力”を基盤として、高周波技術やアルゴリズム技術などを取り入れ、これからの100年もエレクトロニクス技術を活用する全てのお客様に対して、付加価値のある製品を提供してまいります。お客様の課題を解決する製品やサービスを提供するとともに、豊かな社会の創造に貢献してまいります。
2035年度 経営目標
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新中期経営計画 SMK Next100
長期ビジョンの実現に向けた最初のマイルストーンとして、2024年度から2026年度の3年間を「持続的成長に向けた構造改革を加速させる期間」と位置づけ、売上・利益の成長軌道への回帰に向けた資源投下とコスト構造改革、経営基盤の強化を軸とした中期経営計画を策定いたしました。
基本方針
サステナビリティを前提とし、売上・利益の持続的成長の実現に向けた取り組み、経営基盤ならびに資本・財務戦略の高度化を進め、企業価値最大化につなげます。
1)売上・利益の持続的成長の実現
2)事業を支える経営基盤の強化
3)資本・財務戦略の高度化
4)ESG&サステナビリティ経営の推進
成長戦略
CS事業
注力市場での売上拡大と収益性の向上
・既存事業を基盤とし、車載、再生エネルギー、ウェアラブル市場での受注拡大
・製品開発時のシミュレーション活用による製品の信頼性、品質向上
・製造現場の自動化・スマート化の推進による利益率向上
SCI事業
収益性の向上と成長軌道への回復
・車載および住設市場での深耕と新規開拓による受注拡大
・センシング技術と既存技術の融合による次期主力製品の創出
・製造現場の自動化・スマート化、生産体制の最適化による利益率向上
イノベーションセンター
自社技術・オープンイノベーションの活用による新規事業創出
・通信モジュールとセンサー、自社開発アルゴリズムを組み合わせたソリューションの開発推進
・ヘルスケア分野でのオープンイノベーションの活用による新事業の立ち上げ
経営基盤の強化
上記の成長戦略を実現するために、2024年4月1日付で事業部を軸とした製販一体体制に組織変更しました。営業担当者の専門性を一層高め、お客様のニーズに即したソリューション提案を強化します。 また、ROICを軸とした経営管理の枠組みの段階的な導入を進め、資本コストや株価を意識した経営を実践してまいります。
中期経営目標(2024年度~2026年度)
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株主還元方針
本中期経営計画期間中は、事業環境の変化に対応するための財務健全性の維持を前提に、株主資本配当率(DOE)2%程度を目途とした配当と業績を踏まえ機動的な自己株買いを組み合わせた株主還元を目指してまいります。
詳細はこちらのPDFをご覧ください
中期経営計画 FY2024-2026 (PDF, 1.9MB) 中期経営計画 FY2024-2026(スクリプト付) (PDF, 4.5MB) |
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