品質向上
品質向上への取り組み
SMKでは、国際規格であるISO9001をベースに一貫した品質保証システムを構築しています。信念として掲げているのが「絶対品質」です。その根幹にあるのは、直接製造に関わる部門だけではなく、会社全体で実現すべきものであるという考え方です。
SMKの品質は、『ZD(Zero Defect)』を目指しています。営業から開発、設計、製造、検査、そして出荷、納品に至るまで、それぞれが各自の業務の質を上げ、それを全うすることで、初めて品質は保たれるのだと考えています。特に力を入れているのは、製造工程での問題発生をそれ以前の製品開発段階において予防するフロントローディング(Front-Loading)およびDR(Design Review)の定着です。
クリーンルームでの外観検査:フィリピン
CS(Customer Satisfaction)向上への取り組み
SMKは自らが社会に役立つ存在であることを求めて、グループ企業行動憲章の第一の原則として「顧客の信頼を得る」ことを掲げています。SMKの企業としての存在意義・価値を決める最も大きな要素がCS(Customer Satisfaction; 顧客満足)です。顧客満足の基礎はやはり製品の品質、そして販売の品質であり、営業、設計技術者、生産技術者、品質管理技術者や、製造・生産の現場が一丸となって品質向上に取り組んでいます。
また一方では、事業部を横断して設計・生産・品質部門など様々な立場の社員が一堂に集まって議論し、品質についての全社的なガイドラインやルール化を目指すプロジェクトも進めています。
SMKでは定期的にCSアンケートを実施し、製品の品質に限らず、私たちの活動の内容や成果がお客様にどのように受けとめられているのか、を調査しています。その結果は、全社にフィードバックし、新たな活動の計画に反映して、さらなるCSの向上を目指していきます。
毎月開催している品質向上会議:メキシコ
サプライチェーン・マネジメント
SMKがお客様に提供する製品を作り上げる過程では、多くのサプライヤーの力をお借りしています。持続可能なサプライチェーンを構築するため、新規のサプライヤーにはSMKの調達方針にご同意いただき、現地工程監査を含む適正な手続きを経て取引を開始します。取引中の重要サプライヤー(※)には、定期的な評価とそのフィードバックを行い、サプライチェーンの健全な維持を図っています。さらに、安定した品質の製品を供給するため、サプライヤーとの品質連絡会を定期的に開催、品質推移状況をモニターし、技術的課題解決のための議論や情報提供を行っています。
グリーン調達、CSR調達は持続可能なサプライチェーンを確立するうえで重要との観点から、下記のような取り組みを行っています。
●グリーン調達
全てのサプライヤーに「グリーン調達ガイドライン」および「化学物質管理基準」を提示し、基準に適合した部材の調達を行うことでグリーン調達を推進しています。
●CSR調達
全てのサプライヤーに「SMKサプラインチェーンCSRガイドライン」を提示し、ガイドラインへのご理解と合意書のご提出を要望しています。
重要サプライヤーに対しては100%の合意を目標としていきます。
|
|
サプライチェーンCSRガイドライン (1.1MB)
(※)重要サプライヤー
当社にとって重要な原材料の調達先、取引金額の大きいサプライヤーを中心として、約200社を目安に重要サプライヤーとして特定しています。
パートナーシップ構築宣言
SMKは、内閣府・経済産業省・中小企業庁などが推進する「パートナーシップ構築宣言」の趣旨に賛同し、2023年10月に、当社としての「パートナーシップ構築宣言」を発表しました。これは、企業が「発注者」の立場から、代表者の名前で自社の取引方針を宣言する取り組みです。
SMKは、サプライチェーンの取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築してまいります。
SMKの「パートナーシップ構築宣言」(0.1MB)
「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイト(外部サイト)
https://www.biz-partnership.jp/