家電機器リモコンの赤外線データライブラリ提供を開始
家電機器のスマートホーム対応に貢献

　当社はこのほど、リモコンから送信する赤外線データをデータベース化したSMK IR（赤外）ライブラリの提供を開始しました。
　近年、IoTの普及に伴い、宅外からの遠隔操作や音声により家電機器を制御するニーズが高まっています。従来は、リモコンの全ボタンの信号を手動で学習させる必要がありましたが、SMK IRライブラリを使用することにより、家電機器の本体型番もしくはリモコン型番を指定するだけで必要な赤外線データを取得することができます。
　対応製品は、日本国内で使用されているエアコン、照明、TVの3種類であり、今後は、扇風機やロボット掃除機、電動カーテンなど、順次対応製品を拡張していく予定です。
　2018年12月時点で、エアコンは国内メーカー10社、照明は国内メーカー13社、ＴVは国内メーカー10社・海外メーカー2社に対応しています。ライブラリデータは今後も随時拡充予定です。
　既に販売を開始した*IR blaster「ステッカー®」と本ライブラリを組み合わせることで、早期の市場投入が可能となります。
　当社は今後も、「家庭やオフィスの様々なものが、つながる仕組みの提供」をコンセプトに、スマートホームの発展に貢献する製品の開発を進めていきます。

* IR blaster「ステッカー®」：
　 Bluetooth® low energy経由で受信したデータを赤外線データに変換し、
　 赤外線リモコン対応の家電機器に送信するユニット。
* Bluetooth®のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する
　 登録商標であり、SMK株式会社は、これらのマークをライセンスに基づいて
　 使用しています。
* ステッカーはSMKの登録商標です。