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業界最小クラスの基板占有面積を実現
5G対応 アンテナ接続用「高周波基板対基板コネクタ」を開発

 当社はこのほど、高周波に対応したアンテナ接続用基板対基板コネクタ「RB-1シリーズ」を開発しました。
 近年、次世代通信規格5Gの本格化に伴い、通信機器に搭載されるアンテナの数が増加しています。従来の同軸ケーブルタイプによる接続では複数のコネクタが必要なため、スマートフォンなどの通信機器内の配線が煩雑となる課題がありました。本RB-1シリーズの採用により、コネクタ1つでの接続が可能となり、データ通信の大容量化・高速伝送化や機器設計の簡素化・生産性向上を実現します。
 本製品は、ピッチ0.35mm、嵌合高さ0.6mm、奥行2.1mm(10、12、14極共通)と業界最小クラスのサイズを実現しながらも、優れた高周波特性を有しています。
 また、±0.25mmの誘い込み構造(嵌合アライメント)と金属シェル同士が接触する構造により、嵌合時の作業性と堅牢性を確保します。同時に高い保持力を持ち、耐落下衝撃性や耐振動性にも優れています。


【使用用途】
スマートフォン、タブレット、ノートPC、ルーター、アンテナモジュール、
IoT機器等



発表日 2020年8月25日
リリース番号 1130CS
製品名 高周波対応基板対基板コネクタ「RB-1シリーズ」
図番:CPBE7XX-0101F(ソケット)、CPBE8XX-0101F(プラグ)
特長詳細

1) ピッチ0.35mm、嵌合高さ0.6mm、奥行2.1mmの低背、小型タイプ。
  極数は10極、12極、14極を用意。
2) 小型多極でありながら、使用周波数DC~12GHzまでをカバーし、良好な高周波特性を
  確保。
3) 嵌合時のプラグとソケットの金属シェルによる誘い込み構造により、容易な嵌合と高い
  堅牢性を実現。
4) フローティング付きプローブを使用することにより、多極ピンの高周波測定が可能。

主な仕様

定格電圧電流 AC/DC 20V、0.5A
接触抵抗 30mΩ以下
絶縁抵抗 DC100V 100MΩ以上
耐電圧 AC100V(1分後、アーク等破壊無きこと)
使用温度範囲 -55℃~+85℃
周波数範囲 DC~12GHz
公称インピーダンス 50Ω
電圧定在波比 0~3GHz:1.3 max.
3~6GHz:1.4 max.
6~9GHz:1.5 max.
9~12GHz:1.6 max.
実装方法表面実装
梱包形態リール
基板占有面積 10極:7.98mm2 
ソケット外形 10極:2.1mm×3.8mm
挿抜寿命10回
受注活動開始時期 開始済み
量産開始時期 開始済み
生産能力 2,000,000個 / 月間
サンプル価格 100円 / 個(ソケット)、100円 / 個(プラグ)
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