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業界初*1、CR2032コイン型電池を代替エナジーハーベスティングとBluetooth® Low Energy通信一体化モジュールを開発
当社は、環境負荷を最小限に抑えつつ、持続可能なエネルギー社会の実現を目指す取り組みの一環として、コイン型電池CR2032に置き換わる業界初のエナジーハーベスティングモジュールを開発しました。 本製品は、太陽光発電を利用したエナジーハーベスティング技術と、Bluetooth® Low Energy5.3による低消費電力通信を組み合わせることで、リモコンやセンサー等の電池交換を不要にします。既存のコイン型電池ボックスに収まるコンパクト設計により、「現行の製品デザインを踏襲したい」や「電池の交換を不要にしたい」「通信機能を追加したい」といったニーズに素早く対応可能です。 また、電池、PVセル、通信回路、および各種センサーを一体化し、コイン型電池のサイズに収めました。さらに、外部アンテナによるワイヤレス電力伝送(WPT*2)にも対応しており、太陽光発電が困難な場所でもご利用いただけます。 当社のエナジーハーベスティングモジュールは、革新と品質にこだわり、お客様のニーズに応えられる最適なソリューションを提供することを目指します。今後も持続可能なエネルギー社会の実現に向けた取り組みを続けてまいります。
“自立給電型コインバッテリーモジュール”システム構成図
*1当社調べ
*2WPT:Wireless Power Transfer
※Bluetooth®ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。SMK株式会社は使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。
【使用用途】 リモコン、IoTトラッカー、センサー、キーフォブ、パソコン周辺機器、自転車アクセサリー等
発表日 | 2024年9月11日 | |
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リリース番号 | 1171SCI | |
製品名 | 自立給電型コインバッテリーモジュール(SCPS coin battery module) | |
特長詳細 |
1) CR2032の置き換え可能なコイン型電池モジュール 2) 太陽光発電による充電 3) Bluetooth Low Energy5.3による通信機能を搭載 4) PVセル一体型 5) 空間伝送型ワイヤレス給電にも対応(別途外付けアンテナ必要) |
主な仕様 |
モジュールサイズ | Φ20mm×3.2mm | |
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PVセルサイズ | Φ16mm(アクティブエリア)、4セル | ||
定格出力電圧 | 3.0V±2% | ||
電池容量 | 4mAh | ||
量産開始時期 | 未定 | ||
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