自ら設計したパーツが組み込まれた製品が、
ベストセラーへ。
その達成感は格別である。

現在の仕事内容

次期モデルに搭載されるバッテリーコネクタの設計。

米国の大学の機械材料工学科を卒業後、世界中の企業を対象に就職活動をしました。何百もの企業を調べ、20社以上との面接を経て、最終的に自らの挑戦フィールドとして選んだのがSMKです。入社以来、スマートフォンやタブレット端末のバッテリーコネクタの設計を行っています。次期モデルに搭載されるバッテリーコネクタの設計やテスト、評価のほか、試作から量産までのプロセスのすべてに関わり、お客様の要求仕様や厳しい基準を満たすために、とことんブラッシュアップを繰り返しながら、良質な製品を導きだす仕事です。営業に同行して、SMKの技術訴求のためのプレゼンテーションをしたり、品質管理部門とともに徹底的なクオリティアップを追求することもあります。さらには量産化に向けて製造部門と議論をして、作りやすさという観点から設計を見直すこともあります。

仕事のやりがい

ミリオン達成という快挙が、
今の仕事のいちばんの醍醐味。

SMKのコネクタビジネスは歴史が長く、業界において定評を得ています。技術にも品質にも優れ、また、安定生産という面でも、ジャストインタイムの物流という面でも、優位性を維持しています。もちろん私たち設計エンジニアの力量も高く評価されており、試作の段階まで行けば、かなりの高い確率で受注を勝ち取っています。仕事のやりがいは、自分が設計したものが形になり、世の中に出ることです。特に、他社と競合しながら受注したバッテリーコネクタが組み込まれた新製品がリリースされるときは感慨深く、SMKに入社して良かったと心から思います。また、その製品がベストセラーとなり、ミリオンを突破するケースなどは、達成感と自分の仕事に対する誇りを感じることができます。それが、今の仕事のいちばんの醍醐味です。

挑戦テーマとこれからの夢

いつかグローバルに活躍できるエンジニアへ。

先輩エンジニアたちの経験と実績に比べたら、私のキャリアはまだスタートしたばかりです。とにかく今は、失敗なども含めて経験を積み重ねることが大切であると考えています。自分なりのトライ＆エラーはもちろん、先輩たちからのアドバイスの一つひとつを実践しながら、知見やノウハウの厚みを増していけたらと思います。その上で、これからは提案型のアプローチをしていきたいです。今はお客様の要求仕様や要望に応える仕事ですが、将来的には「革新的な技術を駆使して設計しています。ぜひ次期モデルにはSMKのコアパーツの採用を」という積極的な提案をしていきたいと考えています。また、日本語のスキルが足りないので、これに関してもコミュニケーションを重ねて、繊細で美しい日本語をニュアンスも含めて流暢に話せるレベルを目指したいです。そして、いつかグローバルに活躍できるエンジニアになることが私の目標です。